危機管理
アメリカ横断ウルトラクイズの準決勝といえば、
「通せんぼクイズ」で、4人から2人になる!
というのが多かったよね。
当時は子供ながらに「一気に減って寂しいなあ」「なんで
いつも準決勝だけは2人帰国するのかな」とよく思ってた。
これには、ちゃんとした理由があったんだね。当時は僕も子供で
こんな事考え付かなかったけど。
例えば、残り10人の段階から、あとのチェックポイントぜーんぶ
1名失格で企画をしていたとしよう。
しかし、途中でどうしても緊急帰国しなければいけない挑戦者が
出た場合(ドクターストップ等)、予想以上の帰国者が出てしまうと・・・
そう!選択肢は2つ。
1.失格者が出せないチェックポイントが出てしまう
2.チェックポイントを1つ飛ばさないといけない
とかになるんだよね。
よって、決勝の直前まで、余裕を持った人数で進めておいて、
準決勝では、一気に2名にしちゃいましょうという事。
それがタイトルにもある「危機管理」です。
実際、第7回にドクターストップで1名帰国を余儀なくされたのですが、
余裕を持たせていた為でしょうか、その後は1名ずつの脱落者を出していき、
準決勝も1名脱落でした。
これを初めて知った時「すげー」と思った。
「段取り」は大切なんだなって、思います。